人生は、空に架かる虹であり、現在から未来への架け橋です。 また、一筋の流れとして分水嶺に端を発し、大河となって大地を潤して海へと回帰する川の流れです。人生の流れと次代に継続させる力がデザインコンセプトです。
誰でも、いつでも、命にかかわる大きな病気やケガをする可能性があります。
自らが希望する医療やケアをうけるために大切にしていることや望んでいること、どこでどのような医療やケアを望むかを自分自身で前もって考え、周囲の信頼する人たちと話し合い、共有することが重要です。
このような取り組みを「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」と呼びます。
毎年11月30日(いい看取り・看取られ)は人生会議の日です。
(大阪府WEBサイトより転載)
気持ちが変わることはよくあることです。その都度話し合いましょう。
医療・介護従事者に伝えた後でも変更は可能です。
定期的に考えを整理して話し合いましょう。
(厚生労働省のパンフレットより一部改定)
令和5年度も、北老人福祉センター・大淀老人福祉センターにて、リハビリテーション連絡会と協力し、十数人の区民さんに健康教室でフレイルの講座や100歳体操の後に、大阪府や医師会で作成したリーフレットやチラシをもとに人生会議についてお話をしてきました。「令和4年度大阪市高齢者実態調査」では「人生会議の名前も知らない」と答えた人は87.1%、会場で聞いてみてもほとんどの参加者が人生会議をご存じなく、人生会議の認知度は低い状態です。
また今年度は「もしバナゲーム」もしも寿命が6か月だとしたら人生の最後にどうありたいか?どんな事大切にしたいかをカードを通して気づくゲームの体験会を、地域包括支援センターやブランチ、オレンジチーム、他区の在宅医療・介護連携コーディネーターと協力し実施しています。真剣にゲームに参加していただき、「自身が選んだカードをスマホで写真に撮り、家族に話します。欲しいカードがたくさんでまたやりたい。」「これからしっかり考えたい。」などの意見をいただきました。今後も継続し区民啓発に取り組んでいきたいと考えております。